東海道・山陽・九州新幹線では、縦・横・高さの3辺の合計が160cmを超え250cm以内の大きな荷物（以下「特大荷物）」を持ち込む際、事前予約制サービス「baggage160」（ばげっじ ひゃくろくじゅう）を導入します。2020年5月20日乗車分より無料の事前予約が必要で、各車両の最高部座席の後方スペースを置き場とします。
「特大荷物スペースつき座席」の事前予約が必要
「特大荷物スペースつき座席」とは、各車両の最後部座席のことで、事前予約することで、座席後ろのスペース（特大荷物スペース）を荷物置き場として利用できます。
普通車（指定席）の場合A〜Eの5席（5人）、グリーン車の場合はA〜Dの4席（4人）で共有となります。1人で独占できるわけではありません。
自由席や一部の指定席号車には、この座席の設定はありません。また、時間帯や区間によって設定されない場合があります。
※東海道・山陽・九州新幹線のみが対象です。東北・北海道・秋田・山形新幹線と上越・北陸新幹線や、在来線は対象外です。
対象となる荷物のサイズ
荷物の3辺の合計（A+B+C）が、160cm超250cm以内の「特大荷物」が対象となります。なお、事前予約なく車内に特大荷物を持ち込んだ場合、持込手数料（税込1,000円）が必要です。
ベビーカーやスポーツ用品・楽器などは特大荷物のルールは適用されませんが、特大荷物スペースの利用を希望する場合には事前予約が必要です。
3辺の合計が160cm未満の場合、荷物棚に収納することができます。
予約開始時期と予約方法
2020年5月20日（水）乗車分から開始となります。予約は1か月前の2020年4月20日（月）10時から開始します。予約方法は、以下の通りです。
- 駅や旅行会社のきっぷうりばで「特大荷物スペースつき座席」を希望の旨を係員に伝える
- JR各社の指定席券売機で「特大荷物スペースつき座席」を選択する
- 「エクスプレス予約」「スマートEX」「e5489」「JRＪＲ九州インターネット列車予約」で「特大荷物スペースつき座席」を選択する
JRでは、希望する列車の特大荷物スペースつき座席が満席の場合、前後の列車を検討するよう案内しています。
公式サイト特大荷物スペースつき座席 事前予約（JR東海）
プレスリリース東海道・山陽・九州新幹線「特大荷物スペースつき座席」サービスの開始日等について※PDFファイル
公式Twitterhttps://twitter.com/baggage160
