
往復の新幹線料金とホテルの宿泊代がセットになった「新幹線+ホテルパック」が安くておすすめです。
乗車する新幹線や泊まるホテルも自由に選択でき、別々に予約するよりも安く済みます。あくまで「ツアー」の扱いですがフリーツアーですので添乗員もいませんし、自由に行動できます。
旅行会社によっては「ダイナミックパッケージ」「新幹線パックプラン」などという名称で取り扱っており、新幹線ではなく飛行機を選択できるプランもあります。
「新幹線+ホテルパック」の申込方法と流れ
申し込みの大まかな流れはどの旅行会社でもほぼ同じです。
- 宿泊したいホテルを選ぶ
- 行き・帰りの新幹線を選ぶ
- 必要であればオプションを選ぶ
- 代金の決済(クレジットカード、銀行振込など)
- チケットを受け取る
では、順に紹介します。
(1)泊まりたいホテルを選ぶ

まずは出発地と目的地を設定します。その後、宿泊予約サイトと同じように、詳細なエリアや条件を指定してホテルを選択します。
禁煙ルーム、食事や大浴場の有無といった「こだわり条件」も指定できます。また、シティホテルからビジネスホテルまで、ホテルのグレードも選べます。
(2)行き・帰りの新幹線を選ぶ

旅行会社やプランによって異なりますが、ほとんどの場合は「こだま」が基本料金になっています。「のぞみ」や「ひかり」を選択する場合や、乗車時間帯によっては追加料金が必要です。特に朝7〜9時台や夜18〜20時台は高めに追加料金が設定されています。
普通車だけでなく、グリーン車も選択できます。
(3)必要なオプションを選ぶ
レンタカーや観光施設・レジャー施設の入場券、周遊券(フリーパス)などを同時に申し込める場合があります。必要であれば一緒に申し込みましょう。
特に施設の入場券は、通常よりも安い団体料金で購入できる場合もあるので要チェックです。
(4)代金の決済
基本的にはクレジットカード払いですが、旅行会社によってはコンビニ払いや銀行振込に対応している場合があります。JTBなど実店舗(リアル店舗)がある場合、インターネットで申し込み後、近くの店舗で支払えるプランもあります。
(5)チケットを受け取る
出発日までにチケット類が宅配便などで配送されます。旅行会社によっては配送料がかかる場合があります。
JR東海ツアーズの場合は、ネットで申し込み後、出発前日までに店舗で受取ることも可能です(プランによっては不可)。
「新幹線+ホテルパック」のメリット・デメリット
メリット
往復の新幹線とホテル代が別々に予約するよりも断然お得
新幹線とホテルの組み合わせが自由
「早割」などの割引もあり、さらにお得に
一名で予約できるプラン、日帰りプランもあり
デメリット
利用できる新幹線が限られている場合がある
変更やキャンセルに手数料がかかる、または変更できない
途中下車できない
直前の申し込みができない
以上、注意が必要な点や制約はありますが、それが気にならなければ、他の割引切符と比べてもオトクです。